タロットカードの意味 女教皇

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日本昔話タロット大アルカナ 女教皇

大アルカナ2番目のカード「女教皇

教皇は直感、知性を表します。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 教皇、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:直感。知性。精神世界。

秘密。理解力。試される覚悟。平常心。高い次元の考え。洞察力。自立。

 

逆位置:見えない課題。覚悟がない。ごまかす。

逃げる。偽りも決心。知ったかぶり。反省。

「女教皇」タロットカードの意味と説明 

教皇には聖職につく、女性が描かれています。

彼女は「TORA」の経典を手に、

身も心も聖職に捧げ、処女性の象徴として描かれています。

ペルセフォネ、イシス、アルテミスなど、

貞操の神とダブります。

彼女の両脇には陰と陽を示す柱があります。

それは教えの秘密に通じる門であるように見えます。

 

f:id:ELTON:20180807153642j:plainウエイト版タロット 女教皇

柱の間の絵には「ざくろ」が描かれています。

ざくろは秘密を表し、女教皇は気軽に近づこうとするものを拒みます。

 

彼女の青い着衣は聖なる知識を表し、

足元の三日月は「潜在意識」奥深い教えを示しています。

f:id:ELTON:20180807155003j:plainマルセイユタロット 女教皇

マルセイユタロットの女教皇

同じく聖職に身を捧げ、忠実に教えを説く姿が描かれています。

まだ、完璧に教えを学んでいない彼女は教えが書かれた書物を手にしています。

とは言え、

頭上には法王と同じ三重の冠を載せ、

彼女が立派な聖職者であることを示しています。

「乙姫様」が登場する「浦島太郎」ってどんなお話?

日本昔話タロットの女教皇には乙姫様が描かれています。

乙姫様と言えば、浦島太郎に登場する美しい女性です。

さて、乙姫様が登場する「浦島太郎」はどんなお話だったでしょうか?

 

昔々、あるところに。

漁師を営み、年老いた両親を養っていた若者がおりました。

名を浦島太郎と言いました。

ある日、漁に出た浦島太郎は沖でウミガメを釣り上げた。

「亀は万年」

尊い神の使いという事で逃がしてやった。

*1

太郎が漁から帰り、程なくすると何者かが訪ねてきた。

その者は姫が亀を助けたお礼がしたいと言っている事を告げ

太郎を海へと連れて行く。

太郎が招かれたのは「ザ・竜宮城」

田舎の海辺育ちの太郎にはちょいと刺激的すぎると思われる。

太郎がドギマギしていると、

ひらひらドレスを着たタイ子ちゃんやヒラメちゃんが

「ワッショイ!ワッショイ!」

太郎を胴上げして竜宮城へと入っていく。

 

「社長さん!一名VIP席へ!」

「はい!喜んで!」

太郎がズブズブと何処まで沈んでいくか分からないソファーに座っていると、

フルーツのカクテル、

新鮮な船盛がずらりと並んだ。

「太郎ちゃんは一杯目は何? やっぱりビール?」

何を聞かれているのか分からずにいると、

目の前に出された何やら黄色くて泡がのっているジョッキが出てきた。

「カンパーイ!」

促されるままに飲んだらこれが信じられないほどウマい!

感動していると、

目の前にこの世のものとは思えぬ絶世の美女が

「初めまして乙姫です。今日は遠いところよく来てくださいました。

ゆっくりおくつろぎくださいまし。」

そう言うと、太郎の隣に腰掛けてニコリと笑った。

太郎は今まで感じたことがない感覚に襲われ、

胸のあたりがかっと熱くなった。

「私も一杯頂いていいかしら?」

「あぁ、どうぞどうぞ!」

「じゃぁ、あらためてカンパーイ!」

 太郎は飲んだことのないうまい酒、うまい料理、

そして何より乙姫の美しさに夢心地、

毎晩毎晩飲めや歌えのどんちゃん騒ぎで、

瞬く間に3年の月日が経った。

 

ふと、太郎は両親の事が心配になり、

家に帰りたいと乙姫に願い出る。

乙姫は帰宅する事を了承し、

太郎に「絶対に開けてはならない」と玉手箱を手渡す。

地上に帰った太郎はあるはずの家を探すが見当たらない。

人に尋ねても全く知らないと言う。

実は太郎が竜宮城で3年過ごしている間に地上では700年の歳月が流れていたのだ。

 

太郎は行く当てもなく困り果て、

乙姫様に絶対開けてはならないと言われていたため手箱を開けてしまう。

開けた箱から3本の煙が上がると、

太郎はよぼよぼの老人となったのであった。

 

「浦島太郎」が伝える本当のメッセージとは?

この昔話、何か変ですよね。

何が言いたいのか、さっぱり分からない。

  • 太郎が「玉手箱」を開けたからダメ。
  • 約束を破ったからダメ。
  • 帰るのがマズイ。

実はこのお話もアレンジされているようです。

御伽草子によるとエンディングは浦島太郎が玉手箱を開ける。

すると太郎は鶴となり、蓬莱山へと飛んでいきます。

同じく亀の乙姫様も蓬莱山へと向かい、

二人はめでたく結ばれ夫婦神となるというのです。

「めちゃくちゃハッピーエンドやんかい!」

玉手箱は夫婦になるための乙姫様からのプレゼントやんか。

開けてお爺さんになってヨボヨボで昔話終了。ってのと随分違う。

何でこんなことになってしまったのか?

実は竜宮城で乙姫様と浦島太郎は

夫婦となり、かなりきわどい性描写があり、

男女の性を謳歌するらしい。

しかし、現代版になる時、

柳田邦夫が子供にふさわしくないという事で

徹底的に性的表現を削除したというのです。

よって、変更されているのは「浦島太郎」だけでなく、

内容が変になっている日本昔話が多くあるようです。

 

これだと玉手箱の解釈が随分変わってきますよね。

 

「女教皇」と「乙姫様」の共通性

教皇は処女性の高い日本で言うと、「巫女さん」です。

子供を産んだ女性は自分の子供に執着する為、

元々持っている愛情が偏っているとされています。

反対に処女の持つ愛はとても大きな愛です。

教皇は処女性と潔癖、

侵してはならない宇宙の真理を表しています。

 

日本昔話タロットの乙姫様はどうでしょう?

竜宮城を背景に玉手箱を差し出す「乙姫様」姿は、

必ず帰ってきてねというメッセージが詰まっています。

これは乙姫様の純粋な愛と一途な心が示されています。

 

浦島太郎ゆかりの地

浦島太郎は両親も大事だが、

男は結婚したら「嫁」

女は「旦那」を一番に、

親は二の次、仲良く愛し合えという

子孫繁栄、性の謳歌を伝えています。

その為、丹後半島木曽川、指宿、沖縄、香川など

多くの地に神社やゆかりの地名が残ります。

 

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*1:浜辺で子供たちにいじめられているというパターンもある。