タロットカードの意味 魔術師

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日本昔話タロット大アルカナ 魔術師

大アルカナ1番目のカード「魔術師」

魔術師は創造、スタートを表します。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 魔術師、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:はじまり。出会い。アクション。

挑戦。チャンス。スタート。創造。新しい環境。

 

逆位置:自信喪失。引っ込み思案。

ときめきのない生活。優柔不断。意志薄弱。無活力。老い。実力を出さない。

「魔術師」タロットカードの意味と説明 

魔術師のカードには数字の「1」が記されており、

大アルカナの始まりのカードです。

魔術師は大きな宇宙意識と私たちとの繋がりを表します。

その為、右手のバトンをアンテナのように空に向かって掲げ、

左手は私たちの住む大地(地球)を指さしています。

テーブルの上には繋がるための剣、聖杯、棒、ペンタクルが置かれています。

これらは小アルカナに登場するスートです。

彼の頭上には永遠を表す無限大のマーク。

足元には純白のユリと真っ赤なバラが絡み合うようにあります。

色んな意味が含まれている絵柄ですね。

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一方マルセイユタロットの魔術師。

こちらも棒を掲げており、

頭には同じく無限大を表すようなデザインの帽子をかぶってます。

テーブルにはナイフやコイン、カップ、

それ以外にサイコロのようなものがあります。

これはこの先どうなるか分からない、

変化を示しているように思います。

始まりと同時にこの後どうなるのか分からない感じがしますね。

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一寸法師」ってどんなお話?

日本昔話タロットの

大アルカナのⅠは「一寸法師」です。

最後のシーンで一寸法師は打ち出の小槌で立派な成人男性になります。

それはまるで魔術のようです。

大きな夢が叶うメッセージ性の強い物語。

さぁ、どんなお話だったでしょうか。

 

昔々、あるところに子供のいない老夫婦があったそうな。

老夫婦は住吉の神に子供に恵まれるよう祈ったそうな。

すると不思議な事に老婆に子供が出来た。

しかし、 その子は一寸(約3センチ)しかなく、何年たっても大きくならなかった。

子は一寸法師と名付けられ、

大切に育てられた。

 

ある日、一寸法師は「立派なお侍さんになりたい!」と言い出しました。

寸法師は針を刀に、

麦わらで柄と鞘を作り、

お椀を船に、

箸を櫂の代わりにし、

京へ向かった。

 

京に着いた一寸法師

早速立派なお屋敷で働くことになった。

その屋敷の娘はたいそう美しく、

一寸法師は一目惚れする。

 

一寸法師は密かにその娘を嫁にすると誓います。

一寸法師、なかなかのタマである。

 

ある日、娘が町へ出掛ける事になった。

お供に一寸法師が抜擢された。

すると、山に入ったところで鬼が襲ってきた来た。

「娘をおいていけ!」

「何を!」一寸法師は小さいながら

勇猛果敢に鬼に挑む。

 

 鬼はあまりの小ささに驚いて、

笑いながら一寸法師を一飲みにしてしまう。

一寸法師は鬼のおなかの中を針の刀で突いて応戦。

鬼はあまりの痛さに出てくれと懇願。

一寸法師は更に鬼の目の裏側に駆け上がり

「降参しないと内から目を突っつくぞ!」

と一喝。

鬼は降参して山へ逃げていきました。

鬼が落としていった打出の小槌を娘が振ると、

一寸法師は瞬く間に六尺(約180cm)になり、娘と結婚。

 

末永く幸せに暮らしたとさ。

 

「魔術師」と「一寸法師」の共通性

この世の中には子供たちが探とたくなるような宝物が沢山あります。

 

魚釣りで大きな魚を釣ること

凄いスポーツ選手になること

行ったことのない所に行くこと

一番欲しいモノを手に入れること。

大金持ちになることなど、

 

人それぞれありますが、

「魔術師」のカードは夢の実現の為に、

色々な自分の武器(剣、聖杯、棒、ペンタクル)を使って手に入れることを表しています。

魔術と言えば、マンガのような指を鳴らすだけで欲しいものが現れるようなのを想像してしまいます。

しかし、魔術師のカードは自分の持っている素質、才能を磨くことで実現可能な事を教えてくれています。

 

一方、「一寸法師」も不可能と思うようなことを純粋に祈り実現させていく物語です。

普通なら産めないはずの老婆が子供を産みたいと願う純粋な願いから始まります。

この話は極端かも知れませんが、

私たちが他人に自分の本当の願望を話したら、

笑われるかも知れません。

だから他人の事など気にせず、自分に素直になる事を教えてくれているように思うのです。

老夫婦の「本気の願望」は他人に自分の可能性を決めさせないのです。

そして、ついに夢を実現させます。

夢の結晶としてサイズは小さいですが一寸法師が生れます。

一寸法師も野心家です。

そして彼もまた夢を叶えます。

 

 

夢は繋がって命を紡いでいくのです。

 

魔術師の無限大のマークともリンクするように思います。

 

一寸法師ゆかりの地

一寸法師室町時代後期には成立していた昔話。

日本の神 スクナビコナが源流といわれています。

スクナビコナは日本造成の神で、

小さな男の子の姿で川に出現し、

水神とのかかわりが深と言われます。

昔も今も水害は人の生活を脅かす存在。

水の怒りを抑えてくれ『住み良い』土地にしてくれるのがスクナビコナ

「住みよい」→「住よし」→「住吉」 という事で、

住吉の地名にはこの一寸法師が関わり深いようです。

 

物語りでは淀川という大きな川を大阪から京都までお椀で上るという無謀な表現があります。

これも「水を治める」水神さんの力を表しているのでしょう。

 

また、一寸法師が住んでいた津の國難波の里は現在の大阪難波~三津寺付近。

御伽草子には

「すみかむし難波の浦をたちいでて

都へいそぐわが心かな」

と詠まれており、

一寸法師がお椀に乗って京に向かった川のスタート地点は現在の道頓堀川近辺のようですね。

グリコの看板の辺りから、「一寸法師」がお椀でスタート。

想像するとちょっと可笑しいですね!

 

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