心旅八景

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タロットカードの意味 恋人たち

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日本昔話タロット大アルカナ 恋人たち

大アルカナ6番目のカード「恋人たち」

恋人たちは愛、絆を表します。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 恋人たち、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:愛。絆。意気投合。選ばれる。

理解。引き合う。調和。試練の克服。結合。娯楽。価値観が合う。

 

逆位置:軽薄。見せかけ。失恋。

空回り。欠如。勘違い。破たん。価値観の相違。不一致。誘惑。

「恋人たち」タロットカードの意味と説明 

恋人たちは二人の男女が雲の上の天使に祝福される様子が描かれています。

頭上には太陽が輝き、

豊かな大地には実りを象徴する植物。

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しかし、よく見ると女性の背後の植物には蛇が絡まり様子をうかがってます。

この蛇は「アダムとイブの物語」を連想させます。

そして、これからの堕落や結合のあとの裏切りや迷い

誘惑による破たんを感じさせます。

男性の背後の植物の実は炎のようであり、

抑えられない情熱と同時に心変わりしやすい脆さがあることを示しています。

f:id:ELTON:20180804122721j:plainマルセイユタロット 恋人たち

一方、マルセイユタロットの恋人たちは少し様子が違います。

真ん中の男性を中心に、

左右に二人の女性がいて男を奪い合うような構図です。

それを上から天使が矢を持って狙っています。

しかし、天使は目隠しをし、矢が適当に狙われ、

運で結果が変わってしまうようなあやふやなモノである事を示しています。

何よりも中心の男性は魂が抜けたような、

ボケっとした表情です。

恋というのがその場しのぎで優柔不断な感情であることを

皮肉っているかのように見えます。

「七夕伝説」って、どんなお話?

日本昔話タロットの恋人たちは

「七夕伝説」が描かれています。

さて、七夕伝説はどんなお話だったでしょうか

 

昔々、天帝の娘にとても織物が上手な一人娘がおりました。

名を「織姫」といいます。

織姫は年頃になり輝くばかりの美しさであった。

ある時とても働き者の若者と出会います。

お互い一目惚れ。

若者の名は「彦星」

二人はたちまち恋に落ち、夫婦となります。

二人はとても仲良く暮らすのですが、

二人は一緒の時間を大事にするあまり、

働き者であった彦星は牛の世話や畑仕事をしなくなり、

織姫も機織りの仕事をしなくなりました。

 

彦星の畑は荒れ放題で牛は病気に、

織姫の見事な織物が欲しい者たちも手にすることが出来ずに困っておりました。

 

織姫の父、天帝はそれを知ると

怒って二人を引き離します。

その後、織姫があまりに悲しんでいると、

天帝は年に一度の七月七日だけ会ってよいと言います。

織姫はそれを楽しみに機織りに精を出し、

彦星も牛の世話と畑仕事に励みました。

そして、七月七日は 年に一度織姫と彦星が会える日として

「七夕伝説」になったと言われています。

「恋人たち」と「七夕伝説」の共通性

恋人たちのカードを一見するととてもハッピーな色合いで、

裸の男女が見つめ合うポジティブなイメージです。

しかし、樹木には蛇がいたり、

二人の男女はよく似た構図でその後の「悪魔」で鎖に繋がれ、

非常にもろい事が伺えます。

 

七夕伝説も愛し合う二人の結びつきを描いていますが、

年に一度しか出会えません。

それも一緒にいる事が出来た時期に怠けてしまい自分たちで作った罪なのです。

恋人たちと七夕伝説

ともに脆い男女の繋がりを表している点がシンクロしていますね。

七夕伝説のゆかりの地

大阪府枚方市、交野市に流れる「天野川(あまのがわ)」という

淀川に流れ込む川があります。

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大阪「天の川」

川沿いには「星ヶ丘」という地名もあるんですよ。

 

また、織姫が祀られている「機物神社」があり、

平安時代にはすでに機織り娘が数多くいたそうです。

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機物神社

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↑神社には織姫が使っていたという機織り機が置いてます。マジか!

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境内には「紀貫之」の歌碑

 一年に

一夜と思えど

たなばたの逢ひに見む

秋の限りなき哉

 

とても良く肥えた土地柄という事で茄子作という地名があり、

畑仕事に勤しむ若者も多くいて、

恋に落ちた機織り娘と若者があいびきを重ねた場所が

天野川に架る「逢合橋」だったと言われています。

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逢合橋の傍にも歌碑が

原文

牽牛 与織女 今夜相

天漢門尓 浪立

 

読み下し

彦星と 織女と 今夜逢ふ

天の川門に 波立つなゆめ

 

訳 

彦星と織姫星とが今夜逢います。

天の川の渡り瀬に どうか波が立ちませんように。

 

「七夕」は一年に一回だけど、

年頃の恋人にとっては一生に一度の命を懸けたデートかも知れないなぁ、

そう思うと、絶対雨降って欲しくないよなぁ、、、

そんな願いを感じます。

 

あと、平安時代にはプレイボーイで有名だったと言われる

在原業平がこの地で行きずりの恋を楽しんでいたらしい。

伊勢物語で紹介されるこの地での歌がこれ↓

 

狩りくらし 棚機乙女(たなばたつめ)に宿からむ 

天の河原にわれは来にけり

 

現代風に訳すと

狩りをしていて、すっかり日が暮れてしまった。

だから今宵は機織りのかわゆい乙女の家に泊めてもらおう!

だって、折角の天の川に来たんだもん!

 

在原業平現代でも十分通用しそうな軟派なノリだ!

いやっ、絶対通用すると確信しますね。

 

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