タロットカードの意味 運命の輪

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日本昔話タロット大アルカナ 運命の輪

大アルカナのカード「運命の輪」

運命の輪は「因果応報」を告げています。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 運命の輪、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:因果応報。反省。結果。

解決。運命。運命的な出会い。縁。チャンス到来。転換期。 

逆位置:同じ失敗を繰り返す。不運。

すれ違い。反省がない。チャンスを逃す。最悪のタイミング。

 

「運命の輪」カードの意味と説明 

運命の輪のカードには

車輪のような輪が描かれています。

輪にはTORA、もしくはTAROと書かれており、

それが秘伝か真理を表している事が伺えます。

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輪の周囲には蛇とキツネ、剣を持ったスフィンクス

真理に近づこうとすれば、

魔物も周囲にいるという事を表しているようです。

何が真実か分からない金色の四隅にいる天使、牛、獅子、鷲。

それらはバイブルを開いています。

運命の輪が示すのは大アルカナの一つの転換期。

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運命の輪はとても複雑で

多くのメッセージが詰まっているようです。

f:id:ELTON:20180803174925j:plainマルセイユタロット 運命の輪

 マルセイユタロットの運命の輪はもう少しシンプルで

大きな「糸車」が描かれています。

左の下を向いた色とりどりの動物が陰

右の上を向いたシンプルな動物が陽

この二つの動物が紡がれて、

一本の糸が仕上がっていきます。

 

仕上がる糸は編み手の感情や行いも全て紡いでいきます。

どんな糸が仕上がっても編み手の責任。

運命の輪はあなたの因果応報を語ります。

 

「猿蟹合戦」ってどんなお話?

日本昔話タロットで運命の輪は猿蟹合戦で表現されています。

この猿蟹合戦、どんなお話だったでしょうか?

 

昔々、ある所に、

おにぎりを持った蟹が歩いていました。

そこに猿が通りかかり、

蟹のおにぎりを何とかして手に入れようと考えます。

猿は落ちていた柿の種を手に、

「おにぎりとこの種を交換しよう!」と提案します。

蟹は当然嫌がります。

 

猿はそこで、

「おにぎりは今食ったらなくなるけども、

この種は木になって実を沢山つける。

それは食べきれない程になるんだぞ。」 と丸め込みます。

 

蟹は意を決して、種とおにぎりを交換。

種を貰うと土に埋めました。

何と気が遠くなる話。

 

しかし、蟹は水を撒きながら

「早く芽を出せ柿の種。出さねばハサミでほじくるぞ!」

 

すると、柿の種はほじくられては堪らないとすぐに芽を出しました。

気を良くした蟹は「早く木になれ柿の芽よ。ならねばハサミでちょん切るぞ!」

 柿の芽は切られては堪らないと大きな柿の木になりました。

 

さらに気を良くした蟹は、

「早く実よ付け柿の木よ。つけねばハサミでちょん切るぞ!」

 柿の木は切られてはかなわないとたわわに柿を実らせました。

 蟹は大満足。早速食べてつかわそうとする。

しかし、柿の実は木の上。

どうする事も出来ません。

 

そこに猿がやってきて、

「蟹くん、俺がとてやろう!」と柿の木に登ります。

 

そこに猿は味見と称してまずは一口。

「こりゃぁうまい!甘くてうまい!」大声を上げる猿。

蟹は自分が育てた柿です。

早くよこせよと下からねだります。

 

猿は「こんなうまい柿、蟹にはもったいない。」と考え、

まだ熟れていない 硬い柿を蟹に力一杯投げつけます。

硬い柿は蟹を直撃。

蟹は大怪我をして死んでしまい ました。

そのショックで蟹から子供たちが産まれました。

 

蟹の子供たちは悔し涙に暮れます。

何とか猿に仕返しを誓い仲間に相談します。

蜂と栗、牛糞と臼は

「それはひどい!」と加勢してくれることになります。

 

皆は手分けして猿をご馳走すると家に招きます。

まず、囲炉裏から栗が爆発して猿に体当たり。

「痛い!」と猿が水場に行くと、隠れていた蜂が猿をブスリ。

 

堪らない猿は痛がって慌てて外へ出ようとします。

 猿は床で隠れていた牛糞ですべってこけます。

こけて頭を打ち付けもだえ苦しむ猿を目がけ、

天井で隠れていた臼がドスン!

あわれ猿は臼の下敷きになって、

圧死してしまいました。

「運命の輪」と「猿蟹合戦」の共通性

運命の輪は因果応報を伝えながらも、

まだ間に合う、

軌道修正出来ますよ!という事を教えてくれているように思います。

 

片や「猿蟹合戦」は勧善懲悪の昔話です。

あまり悪い行いをすると神の報いがある事を伝えています。

そして子供たちにそれを伝える為の物語りです。

 

伝えようとするメッセージがシンクロしてるように思います。 

 

猿蟹合戦よもやま話

この話、実話に基づいているように思います。

ずる賢い猿は農作物を独り占めします。

例えば年貢を独り占めする悪代官、

もしくは時の権力者です。

 

仇討つ仲間は全て農民、虐げられた民。

蟹は一生懸命農作物を育てます。

それを猿で表現されている権力者たちは奪います。

猿は逆らう蟹に手打ちを加えます。

 

蟹の子供たちは蟹の意思を継ぐ者たち。つまり虐げられた農民。

加勢する村の仲間は全て農作業の必需品と思われます。

植物が受粉する為に大切な蜂。

植物に大事な栄養の牛糞。

栗は実りそのもの。

臼は出来上がった農作物を美味しくいただく道具。

蟹は再生を表し、植物の輪廻転生。

 

猿の周りにいる

青い蛇と赤いキツネは

いつの時代も搾取する人がいることを表しています。

そうして描がかれた、

日本昔話タロットの猿蟹合戦は運命の輪ととても相性がいいようです。

 

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*1:輪が完全に回転するとTAROはTAROTになり完成するとも言われています。