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タロットカードの意味 審判

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日本昔話タロット大アルカナ 審判

大アルカナ20番目のカード「審判」

審判は大いなる力、判断を表します。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 審判、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:判断。復活。結果。

判決。報い。目覚め。釈放。許し。再生。潜在意識の目覚め。

 

逆位置:行き詰まり。失望。誤解。

失脚。自分の非を認めない。悪あがき。消滅。遺恨。後悔。

 

「審判」タロットカードの意味と説明 

審判のカードの多くは、

大天使ガブリエルのトランペットに呼応するように、

裸の男性、女性、子供たちが墓地から復活し両手を広げています。

まるでノアの箱舟に乗せてくれと切望するようにも見えますし、

ようやく迎えが来たことに喜ぶようにも見えます。

f:id:ELTON:20180731111149j:plainこちらはウエイト版タロット 審判

私たちにとって、

神の使いである天使はとてもありがたい存在。

大いなる宇宙の判断を告げる象徴ですね。

 

私たちは自然の行いに無力であり、

全てを予想する事など出来ません。

 

 

私たちは結果は分からないけど懸命にやってみます。

その姿は美しく、健気です。

そして、静かに審判を待つ。

審判は大いなる力を表します。

f:id:ELTON:20180731111759j:plainマルセイユタロット 審判

 

三年寝太郎」ってどんなお話?

 

ある村がありました。

その村は厳しい干ばつで苦しんでいました。

毎年、毎年、

春から秋にかけて続く日照り、

慢性的な水不足。

いつも飢饉と隣り合わせです。

この年の枯渇は特にひどく、

何の解決策もないまま困り果てておりました。

 

その村にはある若者がおりました。

若者の名前は太郎と言います。

 

太郎は何もせず寝てばかりおり、

いつしか三年寝太郎と揶揄されていました。

 しかし、太郎は意に介しません。

そのうち村の人たちが大変な思いをしているのに、

あいつは何もせずに何だ!と、太郎は八つ当たりの非難を受けます。

 

「どうせ何もしないなら、雨乞いの人柱にしよう!」

 

村の男衆は集結し、

太郎を捕まえに行きます。

男衆が太郎の家の前に来ると、

ちょうど太郎が家を出るところでした。

男衆は太郎のあとをつけていきます。

 

太郎は山へと登っていきます。

太郎はある崖の前に来ると、

大きな岩を崖下へと落としました。

村人たちはその怪力に驚きます。

 

太郎の投げた岩はころげ落ちながら、

次々と他の岩に当たり、

大きな岩の雪崩のようになります。

その岩たちは崖下の川を堰き止めました。

 

川の水は行き場を無くし、

村の方へと向かいます。

そしてついには村の畑や田んぼの灌漑となり、

村の水不足を解消したのです。

 

太郎は決して寝てばかりいたのではなく、

長い間、どうすれば干ばつが解消されるのか

ずっと考えていたのです。

そして、太郎の考え抜いた策がピタリとはまり、

人々を干ばつと飢饉の苦しみから救ったのでした。

 

 

「審判」と「三年寝太郎」の共通性

私たちがやってきた努力は

時に報われ、

時に水の泡となります。

なかなか私たちの思うようにはいかず、

大きな何かの力によって決定されます。

「何の力なのか?」

 

審判のカードは

分かりやすく天の力とし、

私たち人間にはあらがえないものと示しています。

その大きな力による決定が

タロットカードの審判には表されています。

ひたむきに頑張った人には良い結果、

報われる。そんなメッセージの詰まったカードです。

 

さて、太郎の行いも、

結果が出るまで誰にも理解されません。

まるで何もしていないかのように

寝てばかりと称され、

寝太郎とあだ名まで付けられます。

 

太郎は初めから村人が困っている事は重々知っておりました。

干ばつを解決するには大きな改革が必要なのも知っていました。

その為、太郎は綿密な計画を立て実行していたのです。

しかし、周囲の人には太郎が何をやっているのか

全く理解できません。

まるで遊んでるかのようで、

寝ていると言う姿に映ったのでしょう。

やがて、長い月日をかけ、太郎は大きな結果を出します。

このカードは今までの努力が評価される、

日の目を見る、

ダメと思われたものが復活する。

 

三年寝太郎

タロットカード 審判が伝えたいこととともて類似しています。

 

三年寝太郎は実話がモチーフ

この話は大内家の家臣、平賀清恒の灌漑工事の実話がモデルと伝えられます。

平賀清恒は父が戦で敗死。

周防の國、現在の山口県の大内家に身を寄せます。

 

しかし、かくまってくれた大名の大内義経

家臣の謀反により切腹を命じられます。

平賀清恒山口県厚狭の農家に落ち延びます。

 

その当時厚狭は慢性の干ばつに苦しんでいました。

平賀清恒は毎年飢饉に苦しむ農民を救おうと三年三か月に渡って考え抜きます。

とにかく資金が必要と考えた平賀は真新しい草履を数千足用意。

船で佐渡に運びます。

そして、佐渡の金山で働く者、

また周辺の者に無料で新しい草履と古い草履を交換したのです。

平賀はこの古い草履を持ち帰り、

丁寧に水に浸しすべて解体。

 

平賀の予想通り、

草履からは金が出てきたのです。

一足ではまだしも数千の古草履。

かなりの資金が調達できました。

平賀はこれを元手に厚狭の灌漑事業に着手。

厚狭の地を干ばつから救ったのです。

山口県の厚狭川には今でも「寝太郎堰」が残っています。

また厚狭駅前には地元の英雄として「寝太郎像」が立っています。

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寝太郎像

 

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寝太郎像がある「厚狭駅

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こんな感じで寝太郎像は今でも見守ってくれてます。

 

*1

 

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*1:平賀清恒が「寝太郎」となったのは当時かくまわれていた事情で身分を明かせなかったためとされる。