タロットカードの意味 世界

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日本昔話タロット大アルカナ 世界

 

大アルカナ最後のカード「世界」

世界は一つの「完成」を告げています。

 

こんにちは!八景(@ELTON_SUN1)です。

今回は、タロットカードの大アルカナ 世界、についてのお話です。

 

 キーワード

正位置:完了。完成。達成。

成就。満足。成長。レベルアップ。栄光。成功。喜び。誕生。祝福。約束された将来。

 

逆位置:中途半端。投げ出す。未完了。

惰性。ごまかす。終了できない。浪人。失敗。不調。落胆。遅れる。破局。望まない結婚。

 

「世界」カードの意味と説明 

世界のカードの中心には、

大抵「踊り子」が描かれています。

この踊り子は旅路の終わりを喜んで踊るだけでなく、

次なる新しい旅への出発を祝福しています。

 

f:id:ELTON:20180731135654j:plainウエイト版タロット 世界

踊り子を囲うのは「月桂樹の輪」

古代オリンピアンの勝者の象徴。

 

その輪は赤いリボンで結ばれ、

結び目は8の字であり、

無限、永遠のシンボルを象っています。

 

成功の輪は、

新しい入口の扉。

 

このサイクルは永遠に続くことを示しています。

 

四隅にはライオン、牛、天使、鷲。

この4つにはタロットの小アルカナの4つのスート、

東西南北の4つの方位、

4つの季節、

宇宙の4つのエレメントを表していると言われています。

f:id:ELTON:20180731135743j:plainマルセイユタロット 世界

 

「瘤取り爺さん」ってどんなお話?

日本昔話タロットでは大アルカナの世界は

「瘤取り爺さん」が締めくくっています。

瘤取り爺さんは室町時代には、すでに確立されていた昔話です。

さて、どんな物語りだったでしょうか?

 

昔々あるところに、正直で働き者の瘤取り爺さんがおりました。

 

瘤取り爺さんは片方の頬に「瘤」がありました。

それはいつもプランプランとしています。

邪魔ですが、

お爺さんはこれも自分の一部だと呑気に暮らしておりました。

瘤、今で言うと腫瘍です。

悪性か良性かは分かりません。

 

そして、

隣に欲の突っ張ったお爺さんが住んでおりましたが、

こちらのお爺さんの片方の頬にも「瘤」があったのです。

 

ある日、瘤取り爺さんは

畑仕事に出掛けました。

 

その日は、頑張りすぎたのか、

お爺さんは休憩のつもりで木陰に入ると、

そのまま寝入ってしまいました。

 

ふと、騒がしい声で目が覚めると、

辺りはすでに真っ暗。

「こりゃイカン!」と帰り支度を始めます。

しかし、気になるのは

騒がしい声、

お爺さんは恐る恐る覗いてみると、

鬼たちが酒宴を開いておりました。

それはそれは楽しそうです。

 

お爺さんは楽しい事が大好き。

気が付いたら、

鬼の宴会に飛び入り参加し、

得意の踊りを踊りだしました。

 

驚いたのは鬼たちです、

突然のお爺さんのナイスなフットワークのダンス。

ブルックリンからスタートしたお爺さんの踊りは、

ハローバック、

ウインドミル

スワイプス、

過激にエキサイトしていきます。

鬼たちは初めて見るHIPIHOP系ダンスに熱狂!

お爺さんのルーズな身なりもイカしていると、

スマホで動画を撮る鬼までいます。

 

最後に決めのポーズで締めくくられると、

鬼たちは

「GOOD JOB!」と次々にハグとスタンディングオベーションで出迎えられます。

「COOL!」

「I've never seen such a ingenious dance!」

「Hey Mr! 俺にも教えてくれないかい?」

「毎週末ここで待ってるぜ!」

 

お爺さんは大人気です!

お爺さんは鬼たちに

シャンパン」

ドンペリ

テキーラ」をすっかりご馳走になり、いい気分です。

 

瘤取り爺さんは帰り際、

リーダー格の鬼は

「今日はホットな一日だった。有難う!

そうだ、これはモラッテおくぜ!」と言うと、

頬の瘤を取ってくれました。

 

お爺さんは更に気分を良くして、帰路につきました。

 

帰ってきたお爺さんの頬を見て

驚いたのは隣の欲深いお爺さん。

 

何故、無くなったのか?

 

一部始終を聞きました。

「それなら俺も瘤を取ってもらおう!」

翌日、同じ時間帯に鬼の酒宴場所に出向きました。

そして、

いきなり「俺も瘤を取ってくれ!」と言い放ちます。

鬼たちは

「何だこの爺は!」と機嫌が悪くなりました。

 

欲深爺さんは、更に

「俺の瘤も取ってくれ!」と迫ります。

するとリーダー格の鬼が出てきて、

「そんなに瘤が欲しいなら、くれてやる!」

とはたき倒され、

瘤のない頬にも瘤を付けられてしまいました。

 

欲深爺さんは散々な目に遭い帰路に就きましたとさ、、、。

 

◆解説 「世界」と「瘤取り爺さん」の共通性

 さて、瘤取り爺さんにお話にどんな教訓があるのでしょうか?

 

このお話の原本の最後には

人を羨むことは何と心が狭き事かな。

という言葉で締めくくられています。

つまり、

自分の世界観、行い、人生、

それらは自分で切り開くもので合って、

誰かの事を羨ましがったり、

誰かの持ち物を欲しがったりすることではないと伝えています。

 

そして、自分を持たずに他人ばかりを指標にしていると、

自分の可能性見失い、心まで狭くしてしまいますよ、

 

人は人、自分は自分、

自分らしく、

 

タロットカードの世界瘤取り爺さん

伝えたいことはよく似ていますね。

 

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